転職サービスへ登録するか迷うとき、気になるのは「登録したあと、どう進むのか」ではないでしょうか。すぐに電話が来るのか、どのような求人を紹介されるのか、面接まで支援してもらえるのか。わたしは2回目の転職でナース専科 転職を利用し、紹介された職場へ入職しました。ここでは、登録から入職までに実際にあったことを、覚えている範囲で紹介します。担当者や地域によって対応は異なる可能性があるため、一つの体験例として読んでください。
ナース専科 転職の基本情報
「ナース専科 転職」は、株式会社エス・エム・エスが運営する看護師向けの転職支援サービスです。利用者の料金負担はなく、専任のキャリアパートナーが希望条件を確認したうえで求人を紹介します。
以前のサービス名は「ナース人材バンク」です。運営会社の公式発表によると、2024年8月5日に「ナース専科 転職」へ名称が変わりました。ネット上に残っている旧名称の情報も、同じサービスを指しています。
わたしがナース専科 転職を利用したときの状況
利用したのは2回目の転職で、病院から施設へ移るときでした。きっかけは、知り合いがこのサービスを利用して転職を進めたという話を聞いたことです。実際に使った人の話を聞き、「自分も相談してみよう」と思って登録しました。
このときは待遇を大きく上げたいというより、病棟から施設へ環境を変えたいという気持ちが先にありました。しかし、施設の種類や仕事の違いを自分だけでは十分に整理できていませんでした。身近に詳しい人もいなかったため、プロに頼ったほうが早いのではないかと考えたのが正直なところです。
登録してから入職するまでの流れ
わたしは夜にWebから登録し、翌日に担当者から電話を受けました。最初の電話で経歴や希望を伝え、その内容をもとに求人を紹介してもらう流れでした。
紹介された求人の中から気になる職場を選び、見学と面接の日程を調整してもらいました。日程のやり取りでは、わたしが職場へ直接連絡する必要はありませんでした。働きながら自分で進めるには負担の大きい作業だったため、任せられたのは助かりました。
最終的には、ナース専科 転職から紹介された職場へ入職しました。登録から入職まで同じ担当者とやり取りし、待たされて活動が止まるような感覚はほとんどありませんでした。
最初の面談で聞かれたこと
最初の電話で聞かれたのは、これまでの経歴、退職理由、転職を考えている時期、希望条件などです。経歴については、どのような職場で何年働いたかを伝えました。求人によって必要な臨床経験が異なるため、紹介できる求人を判断するうえで必要な情報だったのだと思います。
転職時期も確認されました。募集時期が限られている求人もあるため、「3か月程度で転職したい」など、目安だけでも考えておくと担当者と足並みをそろえやすいと感じます。
希望条件は優先順位と一緒に伝えた
待遇面で伝えた主な条件は、給与と通勤時間です。細かな希望もいくつか伝えましたが、そのうえで「特に大事にしているのはこの2点です」と優先順位を示しました。条件をすべて同じ重さで並べると、担当者も何を軸に探せばよいか分かりにくいと思ったからです。
わたしの場合は、月給30万円ほど、通勤は片道30〜40分以内が理想というように、ざっくりと数字で線を引きました。自分の軸があると、求人を紹介されたときにも判断しやすくなります。
一方で、最初から希望が完全に固まっていなくても、わたしを担当した方は話を聞きながら条件を整理してくれました。ほかの転職サービスも利用した経験がありますが、わたしが利用した範囲では、担当者によって希望のくみ取り方に違いがあると感じました。担当者との相性は、転職活動の進めやすさに影響すると思います。
紹介された求人は希望に近かった
紹介されたのは、わたしが伝えた内容に近い求人でした。おおむね希望に合い、よいと思えるものがある一方で、「ここはどうだろう」と引っかかる求人もありました。紹介されたからといって、すぐに応募先を決めたわけではありません。
それでも、1時間ほど希望を話したあと、理想に近い求人が早く出てきたことには驚きました。自分で求人サイトを見たときには、条件で絞っても候補を見つけられないことがありました。一度話した内容が求人として返ってきたことで、希望を整理して探してもらう利点を感じました。
職場見学と面接で受けたサポート
見学と面接の周辺では、思っていた以上に多くのサポートを受けました。覚えている範囲では、次の内容です。
面接は就職や転職などの大事な場面でしか経験しないため、どうしても緊張します。わたしも慣れているとは言えなかったので、事前に準備できたことが不安を減らすきっかけになりました。日程調整も、日勤や夜勤をしながら転職活動を進めるうえで助かりました。
- 履歴書と職務経歴書の添削
- 志望動機と職務経歴の修正
- 面接日程の調整
- 過去に聞かれた質問の共有
- 面接の雰囲気に関する情報提供
- 模擬面接
- 内定後の条件確認
求人を探す手間が省けたことが一番助かった
実際に利用して一番はっきり感じたのは、求人を探す手間が省けたことです。施設の求人は数が多く、名前だけでは仕事内容の違いも分かりにくいため、自分に合う職場を一つずつ選別するには時間がかかります。
求人は日々入れ替わり、募集が終わるものも、新しく出るものもあります。日勤や夜勤をしながら自分で確認を続けていると、希望に近い求人が出ても見逃すことがあると思います。条件に合う求人を代わりに探してもらえたことは、わたしにとって大きな助けになりました。
日程調整や書類・面接の準備まで支援してもらえたことで、一人で進めるより動きやすくなりました。求人探し自体が負担になる人にとって、頼れる相手がいることには価値があると思います。
担当者に任せきりにはしなかった
条件で候補を絞る段階では担当者をかなり頼りましたが、最後の判断材料として職場見学を重視しました。口頭で雰囲気を聞くだけでなく、実際に足を運び、スタッフ同士のやり取りや職場の空気を自分で見たかったからです。
サポートが手厚いほど任せたほうが早いという気持ちにはなります。ただ、入職後に働くのは自分です。探してもらう部分は頼り、最後は自分の目で見て決めるという分け方が、わたしには合っていました。
ナース専科 転職が合いそうな人
わたしの体験から考えると、数か月以内に転職を考えていて、一人で転職活動を進めることに不安がある人には合いやすいと思います。希望を伝えれば求人を探してもらえ、日程調整や面接準備も一緒に進められました。
また、希望条件がまだ少し曖昧で、話しながら整理したい人にも選択肢になると思います。わたしを担当した方は、話の内容をくみ取りながら条件を整理してくれました。ただし、担当者によって対応や相性は異なる可能性があります。
合わない可能性がある人
情報収集だけをしたい段階の人には、登録時期が少し早いかもしれません。わたしの場合は登録した翌日に連絡があり、そこから転職活動が動き始めました。まだ転職する気持ちがほとんどなく、求人だけを眺めたい場合は、自分の希望するペースと合うか確認したほうがよいと思います。
また、自分で時間をかけて求人を探し、人に任せず進めたい人も、かみ合わない場面があるかもしれません。連絡方法や活動時期について希望がある場合は、最初に伝えておくことが大切です。
もう一度転職するなら利用すると思う
今のところ転職する予定はありませんが、もう一度動くことになれば、ナース専科 転職へ相談すると思います。求人探しと日程調整の手間を考えると、自分だけで進めるより現実的だと感じたからです。
ただし、そのときも進め方は変えないつもりです。探してもらう部分は頼り、最後は自分で見て決める。この形がわたしには合っていました。
まとめ
わたしがナース専科 転職を利用したときは、登録後に担当者から連絡があり、希望条件を伝えると、それに近い求人を紹介してもらえました。書類添削や面接準備、日程調整のサポートも受け、実際に紹介された職場へ入職しています。
一番助かったのは、求人を探す時間と職場との段取りを引き受けてもらえたことです。一方で、紹介された求人をそのまま選んだわけではありません。職場見学で雰囲気を確かめ、最終的には自分で入職先を決めました。
転職したい時期がある程度見えていて、一人で進めるのが不安なら、選択肢の一つとして考えてもよいと思います。ここで紹介したのは、特定の担当者と地域におけるわたし個人の体験です。実際の対応は異なる可能性があるため、自分の状況に合わせて判断してください。